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P-47Dレザーバック「レスキュースコードロン」
(ハセガワ1/48)
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制作:ミートボール会員:吉村裕朗 |
*機体について
第8航空群、第5緊急救難飛行隊所属機(5F-G)です。
この機体は、第8航空群の中から、戦闘機としては耐用時間を過ぎた「中古」の機体を集めて編成された、撃墜された飛行機のパイロットを救出するための部隊のものです。
日本軍では、撃墜されたパイロットは自爆することが美学でしたが、欧米の合理的な思考による戦争では、できる限り生き残って、再び戦場に戻って敵を倒すことが最終的な勝利に貢献することだと考え、サバイバルを生き延びることが当然のこととされていました。
そして、脱出に成功したパイロットを救出するための活動も、戦闘と同じように重要視されていました。
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レスキュースコードロンの任務は、脱出したパイロットを救出するために、危険な戦場を味方と分かる派手な塗装の機体で飛び回り、場合によっては戦闘をするより危険な状況で活動することでした。目立つ塗装は、地上にいる脱出したパイロットからはよく見えたと思いますが、同時に敵にも発見されやいことになります。そのような状況において任務を遂行するパイロットたちは、戦闘をするパイロットたちと同じように勇敢であったと言えるでしょう。
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*模型について
文字以外はすべて塗装で表現してあります。翼端灯はアクリル板から作り、機銃は真鍮パイプに取り替え、ピトー管は真鍮線を加工してあります。
塗装については、マスキングと塗装を何度も繰り返し、いつになったら終わるんだろうと思いながら製作を続けました。その甲斐あって、見た目だけは派手な模型になったと思います。苦労した分、大事な作品になりました。
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Vol36 2011 December www.webmodelers.com /Office webmodelers all right
reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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