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  砂漠の つばめ (ハセガワ 1/72)

by GRIFFON



キ-61 が評価用に北アフリカに送られた事は あまり知られていない。

現地での補給を考慮し 丁型を改造 胴体砲は初期の隼に使用されたブレダ12.7mm翼内砲は マ式に変更された。



ドイツ空軍ではスペックを一瞥したのみで全く興味を示さず
機材不足に悩む イタリア空軍に回された。


粗悪な日本製のエンジンと無線機はイタリア製に
サンドフィルタは Me109Eの物を装着 尾輪はME109F用に交換された。
( 61のソリッドタイヤは砂地に不向き )


12.7mm*2 20mm*2 と武装は強力なのだが 無駄に大きい主翼の為
ロールレートが低く 何より Mc202より遅い為 誰も乗りたがらず 羨望していた Mc200 部隊に回されたのだが・・

元より対地攻撃には向かず 被弾に弱いとあっては歓迎される はずも無く
次第に持て余し物となっていった。


ただ脚が長いのと武装が強力なので 偵察には重用された。
その際 弱腰のイタ公 と舐めてかかった P-40が返り討ちにあった事例もある。

その為 北アフリカの連合軍には [機首下面にオイルクーラの無いMc202との戦闘は(r ]
との布告が出されたそうだ。


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