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展示会レポート: UAMC in Yokohama 2012(その2)

レポータ Kiyoshi Iwama


先月号に続き、UAMC(United Air Modelers Convention) in Yokohama 2012に展示された作品を紹介します。


McDonnell Douglas F-4J1/32

話題の“100年ファントム”です。制作を開始して29年という作者の執念がこもった作品です。29年という歳月のため胴体はレベルのキット、主翼はタミヤのキットだそうです。しかし写真でお分かりのように、ほとんどの個所が実機同様に稼働するというもので、見入ってしまいました。

これでも未完成とのことです。VX-4の真っ黒に塗られた”Black Bany”の塗装も見事でした。

正面から見たところ。AWG-10のレーダ・ディッシュには穴があけられています。レドーム内も完ぺきに工作。

前部胴体側面。レーダが引き出されています。


左側面です。ラム・エアー・タービンのドアが開いているのが分かります。


ジェット排気口部。ノズル部や焼けた耐熱メタルの金属質感がリアルに表現されています。



Boeing /Vertol CH-46E Sea Knight1/48

アカデミーのキットです。機内までしっかりと作り込まれ、塗装も適度な汚しで好感が持てました。



Douglas A-1H Skyraider1/32

造形村から昨年発売された。1/32のスカイレーダ。ボリュームのあるキットを丁寧に仕上げた作品でした。



Northrop P-61 Black Widow1/48

特徴あるブラックウィドウが見事に再現されていました。フィギュアと鋼板滑走路が雰囲気を醸し出しています。


Vought OS2U Kingfisher1/48)

モノグラムの古いキットですが、パネルラインが彫り直され、コクピット内部や塗装が見事でした。


Focke Wulf Ta152H-1 1/32

ハセガワのFw190 D-9をベースにフルスクラッチで製作されたとのことです。カウリングなどの可動部分は自作の真鍮製。




コクピットとエンジン部分


◆三菱96式陸上輸送機(1/72

桃太郎“海の神兵”と名付けられたジオラマです。ハセガワの96陸攻からの改造かと思われますが、機体だけでなく搭乗する兵士のフィギュアや落下傘兵など、精密に工作された、見事な作品でした。





Junkers Ju87 Stuka1/48

模型サークル“ローガンズ”のテーブルにあった俳優の石坂浩次さんの作品です。作品カードに薄らと名前を見ることができます。ドイツ機がお好きだそうです。



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