2機セットの片割れの1機。ワールドホビーショップはせがわのご主人から「こんどのSLB展示会用に作りますか」と声がかかった。パーツ構成は部品数を抑えたもので、組みやすそうだ。ちょうどタミヤの水性塗料の銀色を使ってみようと買い入れてあったので、試しに使ってみるチャンス。そういうことで、預かってきた。キットそのものの発売時期を調べたら、1986年の夏ころ。立て続けに数種のバリエーションが発売されたようだ。
コックピットは吸気ダクトの上に床板をのせる構造だ。完成後に穴を覗いて見ることもないので、テキトウに色を塗ってさっさと組み上げておく。 |
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エンジン前面が胴枠状に成型されていて胴体中央に収まる設計だが、こういう部品が胴体の接着を妨げることがある。念のため一回り削っておく。主翼はパイロン用の穴を開けるように指示があるので開けたが、よく考えれば雷虎小組にサイドワインダーは似合わない。結局は下面に穴だけが残ることになった。しかし、この主翼はイケナイ造形だ。断面形は第二次大戦初期の飛行機みたいだ。しかも、なぜか翼幅の中ほどが厚い。さらに左右翼で感じが違う。銀色に塗ると面の歪みが目立つので、ある程度はごまかさないとみっともない。よって、前縁付近だけ多少はマシな形に削っておいたが、気にはなる。ここで話しは終わらない |