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小惑星探査機「はやぶさ」 地球帰還
(アオシマ 1/32 )

by アカミミガメ

こんにちは、"アカミミガメ"です。
今月号の特集”心に残る思い出のプラモデル”としてアオシマの小惑星探査機「はやぶさ」"地球帰還時"を作ってみました。



【1. はじめに】
トラブルに遭遇しても決して諦めず、小惑星からサンプルを持ちかえった「はやぶさ」の成し遂げた偉業は記憶に新しいです。
アオシマから発売された「はやぶさ」の通常版と特別メッキ版【Amazon.co.jp限定販売】を使って"地球出発時"と"地球帰還時"を作ってみました。
特別メッキ版の"地球出発時"に続き、通常版で"地球帰還時"を作成します。


【2. 実機解説】
製作記事「特別メッキ版 "地球出発時"」の実機解説を参照してください。


【3. 制作】
<3-1. 制作について>
"お手軽製作"で作っているので、改造やディティールアップは行わず、キットの部品をそのまま使って組み立てています。
塗装は高利得アンテナなども含め全ての部品を接着し、組み立てが完了した後に筆でペタペタと塗って行きました。結果から言うと組み立て後でも問題なく塗装出来ました。

塗装では一応実機の写真を参照していますが、あまり細かい事に捉われず、好き勝手に塗っています。


<3-2. ダメージ表現>
地球帰還時のダメージ表現として以下の内容を施してみました。
・高利得アンテナ支持架の破損
・サンプル採集装置の変形
・姿勢制御スラスタを2基欠損
・太陽電池パドル支持架の変形

実際にはこんな壊れ方はしていないと思いますが、「満身創痍」というイメージでダメージ表現を施しています。


<3-3. 塗装>
塗装はタミヤ アクリル塗料の筆塗りです。
機体は X31 チタンゴールド、X32 チタンシルバーで塗装。
太陽電池パドルは変化を付けるために X23 クリヤーブルー、X24 クリヤーイエロー、X27 クリヤーレッド で斑に塗りましたが、ちょっと汚くし過ぎたかも・・・
太陽電池パドルの裏側は XF1 フラットブラックで塗装した後に配線部の凸部を白のボールペンで塗装しましたが、フリーハンドで塗った為に、はみ出して凄いことになりました。


<3-4. 展示台>
展示台は機体下面のモールドがよく見えるように、機体下面後方から針金を出して展示台に固定する方式に変更。
ミネルバは展示台から針金で浮かせて固定しました。



【4. あとがき】
アオシマ 小惑星探査機「はやぶさ」のキットは、モールドが過不足なく施されていて、部品数も丁度良く、とても作りやすいキットでした。
作っていて気になったのは、安定性の悪い展示台くらいです。

普段あまり使わないメタルカラーをふんだんに使って塗装したので、塗っていてとても楽しかったです。


【5. 備考】
<5-1. 使用した製品>
アオシマ スペースクラフト 1/32 小惑星探査機 はやぶさ


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