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誌上個展

 隼(ハセガワ 1/72)

by  GRIFFON

これも随分、待たされたキットでした。
古いモデラーにはLS隼の時代は長すぎました。

・陸軍仕様 2題






・中華 2題
スピナ/プロペラはLSを使用:ハセのは、形がひどいので・・・









フランス、インドネシア
スピナ/プロペラはLSを使用



・R-1830付隼
リバースエンジニアリングで現代に蘇った隼です。
頭もオイルクーラも大きい、変な隼ですが
実行力には頭が下がります。

・カウリングはプラ板で太らせ、エンジンはモノのP36を使用
・排気管は0.8t真鍮線の先を扁平にを潰して、1本ずつ植えた物
・プロペラは、どうせDC-3の転用で直径も増えているだろうから
ハセの旧/ゼロのスピナを詰めて使用
・インテークは元より大きくなって5式戦風です。

なぜか、キャノピ枠まで黒く塗られています。







【ハセガワ】
今の人のハセガワに対する評価は判りませんが
古いモデラーにとっては功罪合い半ばと言う所でしょうか。

自衛隊機や日本機の充実は、ハセガワ無くしては考えられません。
が、飛行機のハセガワと言いながら本当に判っているのか?と言う点もあります。

長くモデラーをやってきた者にとっては旧 零戦、FW190,Me109が出た時の落胆は
今だに記憶にあります。

1/72 P-40は主翼の薄すぎと、取付角の間違いで下面がつまみ上げた形になってしまい
しかも模型誌で一度も指摘されていないと言う、情けない物があります。
(あれは古いからと言うかもしれませんが現行商品では言い逃れは出来ません。)

また 1/72 P-51Bも、あれだけ言われているのに主翼前縁を間違えた上
なんだかCADで作った積み木のような生気のない形になっています。
古い物より新しい物が劣ると言うのは、どうゆう事でしょうか?
ハセガワの伝統も何もありません。
(これも古いからと言うかもしれませんが臆面も無くデカール変えで
出している以上、言い逃れは出来ません。)

・商品としては良く出来ているが、こだわりが無い
( おなじB-24でもレベルは、リベットばりばりですが迫力満点です。)

・デカールが悪い
(少したつと台紙から取れなくなったり割れたりする
30年前のLSやESCIは立派に使えるのに)

・客をナメている
最近の抱き合わせコンボはやめて欲しい


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Vol56 2013 June    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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