　　Home >「好きな物を作る!」　No.1「ブローム　ウント　フォス　BV141Z-2」(1/72 ビアンカ　モデル　ワークス)

「好きな物を作る!」　No.1
「ブローム　ウント　フォス　BV141Z-2」
(1/72 ビアンカ　モデル　ワークス)

by SWBC Bianca

　ボランティアライターとして初登場しました。仙台翼産会所属のビアンカ（bianca）と申します。皆様と同じ様に、飛行機が好きになり、そしてお決まりの模型にハマリ人生の大半をこの模型様に捧げております。（オット！、この話は、女房子供達には内緒事ですね。）お時間に制限が有りますが、年30作を目標に製作していきたいと思います。記念すべき第１作目は、１/７２スケールの大作「ブローム　ウント　フォス　BV141Z-2」です。
ドイツ機大定番のペーパープラン機です。元となった機体は様々な迫害に会ったBV141Bです。この機体はかなりの高性能機だったのにも関わらず、軍には採用されませんでした。

この機体を只捨て去るのではなく、より発展させた物がこのZ案でした。この機体を使い大航続力の高性能偵察機が、計画されました。ペーパー機案なので、実機は有りませんが、ここが模型のいいところです、出来上がると、翼幅４０cmを超える大迫力の機体を、手にする事が出来ます。仕様は中央部キャビンは偵察員と偵察用カメラ２基、後方防御用自動追尾機関砲２基装備で、右キャビンはBタイプと同じ装備としています。また、尾部支柱にも、ハーケンクロイツ旗をお洒落に装備。と言う仕様で作ります。

　使用するキットは、ビアンカ　モデル　ワークスのレジンキットです。各支柱には、真鍮線入りで強度的にも充分です。また予備の支柱も入っているので、これを使ってBF109の様に、離陸時のみの３支柱仕様の機体とします。
組立で気をつける点は、機体全体が捻れないように、慎重に調整しながら組み立てます。

まず右側キャビンを組み付け、隙間をパテで埋め、仕上げにサーフェーサー掛けをおこない、全体の塗装に入ります。筋彫り部分にセミグロスブラッで線引きし、乾燥後、全体にRLMグレーを塗り、迷彩にダークグリーンを塗っていきます。最後にデカールを貼り付け、細部を塗装して完成です。

右キャビンのパーツ組み付けとマーキング済み