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誌上個展

Super Mystere B.2 (エアフィックス 1/72)

by ヒサマロ



こんにちはヒサマロです。今回のテーマはNATOということで在庫リストを眺めながら何を製作しようかと迷いましたが、このような機会がなければ多分作ることはなさそうなのでエアフィックスのシュペル・ミステルB2を製作することにしました。この機体はフランス初の超音速戦闘機ですがすぐ後にミラージュⅢがロールアウトしたので生産数は200機にも満たないというマイナーな存在で海外でもイスラエルしか使用しておりません。 エアフィックスのキットは1972年に発売されたものですのでかれこれ40年位経過していますが今でも充分通用すると思います。最近チェコのメーカーから発売されたようですが私は購入しておりませんので内容はどうだかわかりません。



さて、キットの内容を見てみましょう。部品総数は54.そのうち落下増槽とロケット弾ポッドなどの外部装備が12ですのでコクピットとジェットノズルさえ胴体内に組み込んでしまえば後はあっという間に形が出来てしまいます。コクピットは前後のバルクヘッドと座席、パイロット、計器盤で構成されています。私はイギリスのモデルデカールNo.32にこのミステルが1機収録されていたのでその昔購入しておりましたからそこから計器盤の部分はデカールを使用しました。またこのモデルデカールは資料としても大変良く出来ており、細部の塗装指示もあるので助かりました。 ジェットノズルも少ない部品で良く出来ています。ただこれらの部品を全部胴体に納めると左右の合わせめに大きな隙間が出来ます。良く仮組を行いバルクヘッド部分を削りながらなるべく下面に隙間がくるようにします。主翼の結合部も下面に隙間を集中させます。その後パテ埋めして丁寧に処理をします。



キットの塗装指示はフランスとイスラエルの無塗装銀が2種類と同じく迷彩機が2種類です。私は前述のモデルデカールからグリーンのアローとシェブロンがきれいな無塗装銀の機体にしました。例によって筆塗りですので薄めた銀を4回塗りで仕上げました。 翼端のグリーンはデカールの色に合わせミスターカラーのデイトナグリーンにイエローを加えて自作しました。フランスらしくなかなかおしゃれなデザインだと思います。全体にどことなくスーパーセイバーに似ていますがちょっとサンダーストリークも入っているような感じですね。そうそうエアフィックスのボックスアートもこのキットを買う動機のひとつでした。






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