Home > フィアットBR-20 (イタレリ 1/72)

誌上個展

    フィアットBR-20 (イタレリ 1/72)

by SOMAP




 今月分は(^。^)双発爆撃機 イタレリ 1.72 フィアットBR-20ですがなぜ日の丸か???
当時日本は航空機に関してはアニメ"風たちぬ"よりか遥か前の頃で技術的に大型の爆撃機がまだ開発できてなくて、やっと戦闘機らしき複葉機手に入れた頃、それも外国からもろ輸入物。
シナの地がキナ臭くなって来た頃、どうしても大型の爆撃機が必要になってきて、同盟国のドイツに調達に出かけましたが、総統の東洋人嫌いも有ったのか、ハインケル欲しかったのですが、譲ってもらえず、
同じ同盟国のイタリヤに出向くとこちらは大歓迎、当時のイタリヤは財政が逼迫してたので、何でも譲ります状態、いろいろ交渉したときに、フィヤットが一番格安だった、日本も前の戦争でかなりの出費してたので、安いに越したことが無いとばかりの100機あまりの確定発注してしまいました。





サボイヤ機1機で1.5機分オマケに整備、パーツ、メンテつきににつられ導入決定、しかし、これが日本の高空技術の発展のきっかけになるとは誰が思ったでしょうか、この日本名”い式重爆”イタリヤから買ったから”い式、”今から見れば重爆とはおこがましい機体ですが、イタリヤの国民性そのものの機体に日本人の乗員と整備は悩まされます。
つくり、設計、コンセプトが大雑把、エンジンも規格品なのにパーツ合わず、性能もバラバラ、燃費においてすごい幅があり、編隊、作戦 軌道取るのに一番燃費の悪い機体に合わさなければならず、作戦範囲が限定されるし、起動中の故障も頻発、整備にもてこずり、生真面目な厳格,規格厳守の日本人には全く受け入れられなくて、これなら自分で作ったほうがいいという方向に行き、”風たちぬ”の世界と成って行きます。
事実、堀越二郎さんの師匠と仰いだ方がカプロー二さんと言うイタリヤ人の航空機設計者でした。




事実後自国開発機は、前半はイタリア機に類似点が多いのはそのためで、後半になるとドイツ機に類似していきます。 その点ゼロ戦は全くどちらにも類似せづ、完璧なMade In Japanといえるでしょう。







 Home>フィアットBR-20 (イタレリ 1/72)

Vol59 2013 September  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
  無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」

個展


TOTAL PAGE