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誌上個展

九五式戦闘機ニ型 加藤攻撃戦闘隊
  (ファインモールド 1/48)

by 田口博通 Hiromichi Taguchi



 ファインモールドの金型技術が油の乗り切った頃に製品化された95式戦闘機で、ファインモールド渾身の作、全体のフォルムはまさしく95式戦を表現しています。
 
 太平洋戦争前に制式化された95式戦闘機はメジャーではなく、まさか製品化されるとは思ってもいなかったので、製品化された時に驚き、拍手した方々も多かったと思います。私も もちろん その一人でした。




 カチッとしたモールドで、各部品の合いも良いので、ストレスなく組み立てることができました。
全体をMrカラー特色No128灰緑色を吹き付け塗装し、オレンジを塗り分けています。
加藤攻撃戦闘隊の垂直尾翼の”カ”文字と加藤建夫大尉機の胴体側面に描かれていたという赤鷲は省略しています。
というのは、戦前、戦中の資料写真は情報秘匿のためか、ほとんど部隊マークなどが修正消去されているか、見えない角度から撮影されていて、現実には マーキングを見た経験が無く、個人的にはマーキングが無い方が違和感が無いと感じるからです。より一般的な95式戦闘機となったような気がします。




 複葉機ですが、張り線も省略してみました。こういう作り方もあるのだとご笑覧下さい。
張り線の基部は部品としてキットに用意されているので接着しています。別売りオプションパーツでエッチングパーツの張り線が売られていて入手しましたが、結局使いませんでした。
ところで、説明書は非常に詳しいものですが、張り線については わざとでしょうか?全く指定されていません。張り線がなくとも、模型としては成立するとファインモールドが主張しているような気がします。

 



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Vol.62  2013 December.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /             editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

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