社会人になって間もなくの頃、一度作ったことがありますが、落ち着いたらまた作りたいと ずっと思っていまして、今回が2作目。押入れの段ボール箱から在庫の一箱を引っ張り出してきました。
このキットは複葉機ですが、LSの説明書が非常に親切で、要点を言葉で書いてくれていて、完成まで容易にだどりつけます。LSからユーザーとのコミュニケーションをとろうという気持ちが説明書のそこかしこに感じとれます。
社員の皆で心血をそそいだ製品を、ユーザーに楽しんで無事に完成してもらおうという説明書の書き手の熱意と誠意が狭い紙面の両面に溢れているのがうれしいです。 |
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これに比べて、他の国内メーカーの説明書は画だけで、言葉がないものが圧倒的に多く、プラモマニアでも辛抱が必要で困ったものです。
「画を見ればわかるだろう、勝手に作れば 」といった乱暴なものを感じるのは私だけでしょうか? やっつけ仕事でコミュニケーションをとる気持ちがないメーカーさんの説明書は 「またこのメーカーのキットを作ろう」というリピーターを育てているとは とても思えません。日本は いつから こんな風になってしまったんでしょう。残念です。
逆に、最近の海外キットのエアフィックスやウルフパックの説明書は、親切な説明書が多く、組み立てていても楽しくなり、プラモの将来が心強いです。 |