いまレベルのキットを見ると、実に簡単な構成だ。コックピットは照準器を入れても5点。それ以外は当時の72サイズキットの考え方と大差がない。40点に満たないパーツ数で出来ている。最初に、主翼を組む。下面1パーツ、上面は左右分割で2パーツ。接着面を平らに整形して貼りあわせればよい。乾くまでの時間に、胴体を組む。私はコックピットに興味がないので、床板に操縦悍と計器盤を接着したら黒く塗るだけでOK。椅子はあとから入れることにする。排気管とその周囲を大雑把に塗って胴体内側から接着しておく。これに機首下面のちょっとしたパーツを付けたら、これで左右胴体パーツを接着できる。胴体左右パーツの合いはよくない。 |
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合わせ目がガタガタで削っただけでは収拾できず、パテのお世話になった。先に組んだ主翼と組ませ、上反角が定まるように翼端どうしをマスキングテープで引っ張りをかけて固める。ここでも胴体下面側でパテのお世話になる。あちらこちらを削るついでに、フラップやエルロンの上面がダルい感じなので、平らに削ってスッキリさせた。水平尾翼は取付けのベロを切り落として整形、垂直尾翼との間の隙間を解消した。ここまでで、ほぼ全体の姿が出来上がり。座席をそれらしく工作して風防を載せてみると、まあOKといったところ。あとは小物パーツだから、これはテキトウに組み進めることにする。 |