この作品は2006年から2007年にかけて作成したものですが、モデルアート誌40周年記念の作品コンテスト(モデコン)で優勝した大変意義のある作品です。これを作るきっかけは前年に家族でハワイ旅行に行った時、アリゾナ記念館に展示してあった真珠湾奇襲に関する展示模型の出来が大変良く感動してしまいました。特にガトー級の潜水艦は実物が海に係留されておりその中(艦内)をルート観察できこれにも感動しました。又記念館内には潜水艦のカットモデルが展示してありその作りこみにも感動しました。その後しばらくたって本屋で偶然日本の潜水艦のシリーズ版を見てしまい日本の潜水艦の偉大さとカッコよさに驚かされました。 |
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その本の中にはフルスクラッチした潜水艦の写真が数点載っており見事なものでした。ここで自分も作ってみたいと思ったのが始まりでした。やはりハワイの本物の潜水艦が起爆剤になったと思います。作成に関して資料が必要ですが本屋で購入した“学研:歴史群像―伊号潜水艦”しかなくネットでは作成に関する資料がほとんど手に入らず本の資料だけで作ることにしました。スケールを決めるにあたり都合よくタミヤ1/72:晴嵐のストックがあり、これを使えるように1/72で伊号400に決めました。しかし全て作ると全長が2m近くになり大変な作業になるため部分的で又ウォーターライン的なデザインに決めました。 |