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誌上個展

ヘンシェルHe129B-2 冬季迷彩 (ハセガワ1/48)

by クラキン




 鈍重でありながらも30mm砲の威力と頑丈な機体でタンクバスターとしてそれなりの活躍をした機体です。 特に1943年のクルスク戦車戦では、ソ連の戦車軍団を数時間で壊滅させるという戦果を挙げています。
以前から作ってみたかった機種のひとつです。




 機体の作りと装甲のため、コックピットが異常に狭く、エンジン関係の計器類と照準器がコックピットの外にはみ出てしまっっています。 特にエンジンナセル内側に取り付けられた計器類は殆ど視認できなかったのではないかと想像します。
(キットではモールドとデカールでリアルに再現されています。)




 箱絵の通り、冬季迷彩として制作しました。
冬になると基本塗装の上から前線基地の整備兵が水性ペンキで白の迷彩を刷毛塗りし、雪がなくなるとペンキを洗い流したという実機の話を読んだので、じゃぁ、それと同じに・・・ということで、
ミスターカラーで基本塗装を行った上から、白の水性カラーを敢えて筆ムラを残す形で筆塗りしました。
ちょっとムラが多過ぎるかもしれませんが、まぁまぁ自己満足しています。




 部隊コードの「K」とスワスチカ、注意書きのステンシル以外のマーキングは塗装です。



 素組ですが、以下のみ手を加えました。
・ファインモールドのプラ製シートベルト追加
・主脚ブレーキホース追加
・30mm機関砲の銃口開口
・排気管の開口拡大




 キットは主翼と胴体の合わせで少し調整が必要な以外、何の問題もなくスラスラと組める、造り易いものです。


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Vol70  2014 June.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

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