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　 CV-6 エンタープライズ　(タミヤ 1/700)

by Y大佐

　「エンタープライズ」と言えば、日本の「ヤマト」と同じく神格化された船名と言うことができます。
ここで、神格化された船名とは私が勝手に付けた定義ですが、第１に圧倒的に知名度が高いこと、
第２に現在でも新造の船や宇宙船、新作の映画やアニメの中で使われ続けていることとします。

　　特にＣＶ－６エンタープライズは多数の日本海軍艦艇を沈没させたことにより、日本海軍の天敵とも呼べる存在ですが、その知名度と実績にも関わらずキットとなると４０年以上前のタミヤのキット
以外まともなキットが出ていないという状況で、これは「ウォーターラインシリーズの七不思議」の一つと言われています（ウソです）。

　今回の作例では1943年頃を再現していますが、船体の両側にバルジを装着、艦橋はホーネットの物を流用していますが幅を増やすために1.2ミリのプラ板をサンドイッチにしてあります。
飛行甲板は、前部のカタパルトを表現するために凸モールドを全て削り取り、モールドを掘り直しています。
また、着艦ワイヤは伸ばしランナーで再現しました。

20ミリ単装用銃座は数が足らないのでホーネットの物を流用して倍近くに増やし、20ミリ単装はファインモールドのナノドレッドを使っています。
さらに40ミリボフォース機銃の銃座を追加、艦載機はピットロードのクリア成形品を使いました。
手間はかかりましたが、メジャー21迷彩がなかなかお洒落です。

最近、ゲームやアニメの影響で日本海軍艦艇に関しては美少女キャラも登場して人気が出ているようですがアメ艦は美少女キャラもいないし人気もイマイチみたいです。

やはり沈められた日本海軍艦艇の呪いのせいかもしれませんね・・・（冗談です）。

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