モノグラム1/48のドル二エDo335A0を始めて入手したのは、高校生の時でした。
ドイツ空軍フリークの症状が進行していた時期で、池袋パルコのポストホビーの商品棚 で見つけて、お財布に相当きつく、親の怒る顔も思い浮かびましたが、即買いしました。
独創的なスタイルの機体なので、すでに72で製品化していたリンドバーク以外から、 新規にリリースされるとは想像もしていなかったので、不意を突かれたようです(笑)。
しかしその後Do335の各型式が続々と中国の新興模型メーカーからキット化され、 さらにタミヤからも48でリリースされるとは、想像出来ませんでした。
モノグラムのキットは部品点数が少ないのに、それでいて操縦席やエンジンが立体的 に表現され見事と思いましたが、なぜか組み立てに難航した記憶があります。
実機のDo335は以前はミュンヘンのドイツ博物館に展示されていた時期があったよう です。同博物館のポストカードにBf109EやJu52/3mと並んで映っているものがあります
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が、しかし現在はアメリカのウドバー・ハズィ・センターに展示されています。
世界屈指の航空博物館である米国立航空宇宙博物館は、ワシントン市内のスミソニアン協会の巨大博物館群のひとつで、入館料フリーでたいへん充実していて、何度訪問しても
飽きる事はありません。どの博物館もコレクションは膨大ですが、航空宇宙博物館では 2003年12月にワシントン郊外に新たに別館をオープンしました。
それがウドバー・ハズィ・センターですが、アクセスはダレス国際空港から有料シャトルバスで15分かかり、市内に宿泊すると往復に案外時間がかかります。オープン当初は
本館からから無料のシャトルバスが出ていましたが、今はそれもないようです。
別館のコレクションも充実していて、日本機では「晴嵐」「紫電改」「月光」「桜花」「屠龍」 などが展示されています。(屠龍は胴体部分のみ)
ドイツ機に至っては心臓バクバクするくらいの絶品ー「Do335」「Ar234」「He219」 があるので、同じフロアーにあるFw190F8やホーカーハリケーンなどにカメラを向ける
のを、勿体無いと思うくらいでした。 |