2013年9月の百里基地祭では、百里所属第7航空団第302航空隊の今では貴重になってきつつあるF-4EJ改ファントムも展示された。残存56機となっているが、まだまだ現役で日本の空を F-15イーグルと共に守っている。
第302航空隊の部隊マークは尾白鷲であるが、オジロワシはもともと北海道に生息する。それは、第302航空隊が北海道で発足したことに由来している。また、部隊マークのデザインで部隊名を表すという伝統にのっとり、羽・尾・脚で「三〇二」を表している。 |
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第302航空隊は、航空自衛隊二番目のF-4EJ戦闘機部隊として1974年(昭和49年)10月1日、北海道千歳基地の第2航空団隷下にて編成され、当時、米ソ冷戦下で緊張状態にあった北方の防空に従事していた。
1985年(昭和60年)11月26日、沖縄・那覇基地へと移動。以後、約23年の長きに渡り南西空域の防空任務に就いた。
2009年(平成21年)3月に百里基地に移動し、現在は首都圏の防空任務に従事している。
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