コックピットを先に組むなんて必要はない。椅子2コだけで床板もない。椅子はあとから入れられるので、とりあえず見えないように内部を黒く塗っておく。エンジン排気口は丸くないし底抜けで、奥に円錐形の突起がある板を立てるだけ。ここも黒く塗っておく。この次主翼というのか胴体というのか、ブーメラン型の上下を接着すると、ほぼ形が出来上がる。その断面形がこれまたテキトウだが、550円だからまあいいだろう。全翼機といえば翼端の強烈な捻り下げが特徴だが、当然のことながらキットは単純に真っ直ぐ作ってある。これは接着時に腕力で曲げてくっ付けて、多少なりとも改善する。その影響で上下パーツの合わせにズレが生じる。 |
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後縁側は薄く削るついでに整形する。前縁のズレも同じで、ボ~と丸いだけの造形をそれっぽく削るついでに整形する。箱絵によれば翼端にスロットがあるらしいので、ちょっと削って窪ませておく。エンジン部分の膨らみは完全に勘違いしている。エンジンは筒型のはずで、それが翼形のなかに埋め込まれるから中央が凹んで見えるだけなのに、なんと全体がコークボトルライン(←旧い表現だね)になっている。これはイケナいけど、まあ、いいか。前部を見れば、エンジンの吸気口が胴体とつながっているのもどうかと思う。これじゃあ、エンジン交換ができないだろう。でも550円だからナぁ・・・。そういえば、機首の形もなァ・・・そのままでいいや。 |