いつものように、主翼を合わせてみる。後縁の厚みは、約1ミリ。前縁は金型の不出来で、一部に穴があいている。ウッカリ指をこすったらケガをしそうな超粗いサンドペーパーで、後縁内側をガリガリと削る。幸い、素材が軟らかいので、意外なほど短時間で済んだ。仕上げは上下を接着後に下面から削り上げて薄くみせるので、ある程度の削りでオシマイにする。ほかにチョコチョコっと工作して上下接着し、乾燥させる。
ついでに水平尾翼も表面を削る。厚いので表面全体に軽いヒケが発生しているからだ。削れば済むので、ササッとやっておく。
コックピットは、と見る。床板に椅子2つ、ヘッドレスト付きの仕切り板1枚でオワリ。ところが仕切り板は指定位置では低すぎるので後付けとし、椅子は後から置けるので、床板だけを挟んで胴体を接着すればよい。とりあえずくっつけて、乾燥させる。 |
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カウリングは厚みが原因でうっすらと一周のヒケがあるので、極端に表現すればチューリップ型になっている。線がまっすぐになるように、全体を削って解消させる。その後に、1本もない筋彫りを追加して、それらしくしておく。そうそう、エンジンはなくて、前面が窪んでいるだけ。簡単でイイや。
翌日、乾燥した胴体を再び手に取る。ラダーを表面からガリガリ削って、それらしくする。表面がへんな曲面なので、内側を削って後縁を薄くする方法では解消しないからだ。垂直安定板はとみると、胴体が薄くなって持ち上がったような造形だ。ホンモノは胴体に垂直案定板がのっているものを整形しているのだろうから、そんな感じに少し削ってみる。プラモデルでは水平尾翼の取り付け部分に関係するので、そこそこの程度でOKとする。まあ、やっていないよりはマシだろう。
その胴体にカウリングを入れてみる。胴体側がフニャっと膨らんでいて線の流れがヘンだ。これは表面を軽く削れば改善できるので、それをする。これでOK。 |