さて、塗装だ。上側面はオリーブドラブ、下面はニュートラルグレーでへろっと塗る。パネルラインに黒っぽい色を加え、それでOKとする。機首の黄色は、私が好きな黄橙色。後胴の白帯は、これまた好きなキャラクターホワイト。これもぺろっぺろっと塗る。だいたいこんな調子で良いのだよ・・・と、この甘さが失敗だった。さすがにキットデカールは紙くず状態で、その辺りにあった余りの米軍デカールを貼ったのがマズかった。こちらも硬い、ノリが弱い、割れるで諦めて剥がしはじめたら、こんどは左上面だけが中途ハンパにしか剥がれない。貼るに貼れない、剥がすに剥がれない、これは困った(ああ、もう!)。 |
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もはや冷静に対処する心情ではなく、これまた余りモノのソ連の赤い星に変え、問題の左上面は米軍マークを塗りつぶしたようにしてごまかしてみた。でも、下地にデカールの破片が残っているので、グチャグチャになっている。“まあイイや”とも思えないが、年間20~30機も作れば、こんなこともときには発生する。5月2~5日まで埼玉県所沢市の航空発祥記念館で開催のSLB展示会に、このエアラコブラも登場すると思うが、よく見ないでほしい(←展示会の広告に強引にもってきた)。 |