さて、 好意的に考えると マッチボックスのMiG-21は 実機を広角レンズで撮影した写真を元に設計者が図面を引いた可能性があるのかもしれません。
例えば、Webmodelers 2013年9月号の百里基地祭レポートでは機体全景を1枚に収めるために、展示機エリアのF-15,F-4は50mmレンズでは収まりきれないので、広角側一杯で撮影しているから、機首が ぐっと伸びて撮影されています。(写真9,10)
一方、列線に並ぶ機体を望遠側一杯で撮った(写真1,2)は、機首の長さが短く、フォルムが若干違うことに気づかれると思います。
T-4 では(写真7 望遠一杯)と(写真11,展示エリア 広角で撮影) で、機首の長さなど機体フォルムのバランスが違うことが読み取れると思います。 |
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それで、今回の完成模型は望遠側で距離を取って撮影してみました。なるほど、少し 写真では見た目が修正されているようです。
とはいっても、このマッチボックスのMiG-21 なかなかに 各部がお気楽な形をしており、やはり 正統的なB級プラモ。 しかし、どんなものでも、完成すれば、達成感もあるし、作る過程も それなりに楽しいことを実感します。
今回はプラモ作りだけでなく、撮影までも すっかり楽しませていただきました。
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