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誌上個展

 潜水空母「伊−400」と「晴嵐」

by NOBUNAGA
飛行機プラモデル



伊−400の映像がNHKで放映されてから、引き上げが無理ならば自分で作ってみようと晴嵐ともども蔵から出して眠っていたキットがやっと日の目を見ることができました。艦艇を作るのは初めてで緊張しましたがタミヤの1/350は作り易く助かりました。汚し塗装と錆の表現はネットの作例を参考にタミヤエナメル塗料を使いましたがどうでしょうか。 



 キットはスペシャルエディションでエッチングパーツが付いてさらに格納状態が分かるように艦橋はクリアプラでできています。格納筒はプロペラの直径とほぼ同じでいかに造艦技術が優れていたか、また、設計者の苦労が忍ばれます。


 キット付属の1/350の晴嵐は良くできていますがいかんせん小さすぎるので1/72の晴嵐で格納状態を再現しました。


 主翼の折り畳み機構は想像ですがそれらしく蝶番とケーブル類を付けました。カタパルトの台車もそれらしく作りました。



 「晴嵐」と言えばやはりフロート付きのタミヤ1/48でしょう。全面リベット打ちとしました。コックピットは「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑」(有)モデルアート社 佐藤茂雄/佐藤邦彦共著のイラストを参考に伝声管、偏流測定器、各種ケーブルをそれらしく作りました。


デカールの使用は水平尾翼の偏流測定線のみでリベット打ちの効果が出るように日の丸や主翼の識別黄色は吹き付けとしました。



 攻撃のため発進する時はフロートは付けず、帰艦の際は胴体着陸で乗員のみを拾うことになっていたようですが事実上の特攻で、戻ることは考慮しなかったそうです。戦果を知りたかったですが直前に中止になって良かったと思います。なお、攻撃の際は機体を銀色で塗装しアメリカの国籍マークを描いていたそうです。


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