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双発機

(Photo) フェアリーガネット

by  コルディッツ
博物館写真

 フェアリーガネットは、私がハセガワーフロッグのプラモデルの中で一番最初 に作ったモノですが、3人の搭乗員の頭が並んだだけのコクピットを、さすがに 寂しく感じたのを覚えています。しかし、その時はまさか双発機とは知る由もありませんでした。
 アームストロング・シドリ社の開発したマンバ・ターボプロップエンジンを2基つなげたダブルマンバ・エンジンを装備することで、ガネットは片肺飛行を可能 にし、かつ燃料の節約と航続距離と航続距離の延伸をも実現しました。さらに艦船の動力用と同じ軽油でも飛行可能というメリットがありました。  
対潜哨戒機としてAS.1が180機(別の資料では181機)生産され、後エンジンを換装したAS.4が82機(別の資料では75機)生産され、またAS.1の練習機型T.2とAS.4の練習機型T.5が生産されています。さらにエンジンを換装して胴体下部にレーダーを搭載した複座の早期警戒機AEW.3も44機生産されました。
 イギリス海軍の他にオーストラリア海軍はAS.1を36機(別の資料では40機)、インネシア海軍は18機、ドイツ連邦海軍は16機を採用しています。


英艦隊航空博物館(ヨービルトン)にて  2004年1月撮影
 主翼を「Z字」に折り畳んだ早期警戒機フェアリーガネットAEW.3  XL503/E-070



技術博物館(シュパイアー、ドイツ)にて  2008年12月撮影
 対潜哨戒機フェアリーガネットAS.4 UA-112


国立オーストラリア航空博物館(モーラビアン、メルボルン郊外)にて
 対潜哨戒機フェアリーガネットAS.1 XG789 841  2010年8月撮影









ドイツ空軍博物館(ガトウ、ベルリン)にて  2014年8月撮影
 対潜哨戒機フェアリーガネットAS.4 UA-106












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