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特集 ヨーロピアンカー

最低限の塗装で楽しむ
ポルシェ 911 スピードスター (タミヤ 1/24)

by  田口博通 Hiromichi Taguchi


 前項で無塗装で組んだタミヤポルシェ911 スピードスターに 艶消し黒と銀の2色のプラモデル用塗料だけを使って、少し完成度の上がったロードスターバージョンを作りましょう。 

 次の小さい箇所を筆で塗装します。
(1)フロントウインドーの枠とシートを艶消し黒で塗ります。
(2)ライトと排気マフラーを銀で塗ります。
 この部分が最初からメッキ部品だったら、無塗装で組み立てても、飾れるようなプラモデルが出来あがるのですが、そうはなっていないので、キットで足らない部分を自分で補うという作り方です。

 塗料には 入手しやすいミスターカラーの No.33 艶消し黒 と No.8シルバーと専用シンナーを用意します。
 その他に、面相筆(大) (350円くらい)。
マスキングテープ(もしくはセロテープ)を 使います。

ボディが無塗装でも ライトとウインドー枠を塗るだけで、立派に飾れるようになったポルシェ911スピードスター

塗装箇所


 ロードタイプは残念ながら、ウインドー枠が透明なので、完成すると実感に欠けます。


そこで、ウインドーの部分をマスキングテープで保護して、枠の部分を艶消し黒で塗ります。



 ヘッドライトは、ベースがリムとミラー一体の白プラ部品です。
そこで、ヘッドライトベース部品をシルバーで塗ります。
また、方向指示ライトも面相筆で丁寧にシルバーを塗りますと実車らしくなってきました。


 リアランプは無塗装では存在感が無く、ちょっと実感が足りませんでした。

そこで、後部ライト透明部品の裏側をシルバーで塗ります。


 下回りは後部 排気管マフラーが白いプラスチックのままなので、実感がありません。
そこで、下回りの 後部 排気管マフラーをシルバーで塗ります。
またシートは艶消し黒で塗ると、精悍な感じになります。




その他、ドアの取っ手、バックミラー、左右の指示灯を面相筆で丁寧にシルバーで塗ります。 これで、車らしくなってきました。


完成

ウインドー枠、シートを艶消し黒で、ヘッドライト、リアライト、排気マフラーをシルバーで塗装した完成写真



 2色のプラモデル用塗料を用意して、実感が削がれていた、ウインドー枠、ヘッドライトとテールランプ、排気管マフラーを塗装するだけで、立派に飾れるようなプラモデルが出来上がります。
 下の元の無塗装の写真と比べてみますと、俄然、車らしくなりました。 
  シルバーで塗る部分は、家庭にあるアルミ箔をスティック糊で貼り付けても大丈夫です。また、艶消し黒で塗る部分は、油性マジックインキで塗るという方法でも可能です。
 キットで足らない部分をちょっと自分で補うという作り方でした。

元の無塗装だった完成写真




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