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 ボーイングB29スーパーフォートレス
(アカデミー 1/72) エノラゲイと原子爆弾

by NOBUNAGA
飛行機プラモデル



 1945年8月6日原子爆弾を抱いたボーイングBー29エノラゲイと科学観察機グレート・アーチスト、写真撮影用の3番機は広島上空に達し午前8時14分17秒原子爆弾を投下,約14万人に及ぶ女性、子供を含む全ての生き物を焼き尽くしました。爾後70年経った現在も原爆の後遺症に苦しむ人がいて、なぜ、ここまでに至ったかを考えざるを得ません。   昨年の暮れにモノグラムから1/48が、今年に入ってからアカデミーから1/72で再販されたので持っている方は多いと思います。アカデミーのキットはコックピットや後部乗員室、連絡用トンネル、原爆懸吊装置など再現されていて完成後は全く見えなくなってしまうので、どうしたもんじゃろうとカッタウエイで作ることにしました。雲形にカットするのはちょっとカッタルイのでパネルラインにそってカットしました。



もう20年くらい前に発売された「エノラゲイ」の箱絵です。 

最初はやる気満々であっちこっちカットしてあとですごく苦労しました。



 よく見るとかなり省略された所があるのでディテールアップです。垂直尾翼のヒンジを付けました
。エンジンナセルのターボチャージャー排気管のスリットが省略されているのでプラペーパーにスリット開けて上から貼付けました。


胴体は真円なのでプラ板にコンパスで円を描いて切り出しです。
内部構造が出来ました。完成するとこの部分は全く見えません。無駄な努力でしたね。


 連絡通路の上にカットした構造物を付けました。
にもカットした構造物を付けて爆弾倉が見えるようにしました。大きさの比較用にファインモールドの飛燕も併せて作っています。



 パイロットの両脇のコンソールは省略されているので作って、レバー類を付けます。真ん中のコンソールはツルンとしているのでスイッチ類を付けます。72なのであくまで、それらしくです。ナビゲーターや機関室もそれらしくです。電気スタンドは良いでしょう。コックピットは4ミリほどカットしないと巧く収まりません。
コードやケーブルに見立てた真鍮線などをごちゃごちゃとそれらしく。リトルボーイを取付けました。


 前半分がほぼ出来ました。
後半部もできました。「床屋の椅子」は茶色でいいアクセントです。ベッドやトイレも付けました。


胴体右側はツルンとしてすりこぎのようです。後部ドアを開けました。主翼を作ります。
カウルフラップを付けてエンジンナセルの上になんと言うのかなベント?を付けました。


 モノグラムと違って頑張ればファウラーフラップを取付けられます。
 カフス付きのプロペラは太くてしかも梨地。削って磨いて手間がかかります。


プラグコードは真鍮線で付けて牛の鼻輪のようなワッカも付けました。
左主翼尖端はリブを貼ってそれらしくしました。72なので。


 アメリカ国籍標識は吹き付けで。全体をツヤ黒を吹いてRと82はマスキングテープでマスクして上から銀を吹きました。銀はミスターホビーのSM06クロームシルバーです。
 こちらはモノグラム1/48のリトルボーイとファットマンです。エデユアルドのエッチング「原子爆弾セット」を使用。ドーリーはそれらしく自作しました。






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