特筆すべきは 「組み立て説明書」が改善され、非常に読みやすくなったことだ。重要な部分にはきちんと「言葉」で注意点が記載されている。そればかりでなく、わかりにくい部分には 別角度から見た「補足図」が更に付け足されている。
また 「カラー迷彩塗装図」が付属し、また、おまけ資料として付属している「実機各部解説と詳細写真」がうれしい。1枚の資料なのだが プラモデルを通して陸上自衛隊OH-1
ヘリ実機の世界を知ることができる。
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今回、このニンジャのプラモデルを作りながら強く感じたのは、アオシマの企画陣が「どうやって実機の世界観を伝えようか」と熟慮し、苦心して製品化したであろうことだ。
モールド部品だけでなく、箱絵、組み立て説明書、塗装図、おまけ資料 を一体として、パッケージ化し 「実機の世界観」を我々に届けてくれているのが素晴らしい。
プラモデル模型を「実機の単なる精密縮小物」ととらえるか、「実機の世界観を伝えるモノ」ととらえるか、定義の仕方でアプローチも製品も大きく違ってくるということだと思う。 |