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バイクプラモデルの製作

 ドゥカティ・デスモセディチ 「パーツパネルコレクション」 (タミヤ 1/12)

  by KOZY商店

1.はじめに
 こんにちは。KOZY商店です。タミヤの1/12ドゥカティ・デスモセディチになります。この車両の模型はタミヤ自身とミニチャンプス社よりそれぞれ1/12完成品が出ておりますが、プラモならではの利点を活かし同社の受注生産商品「パーツパネルコレクション」風に仕上げました。 あれはなかなかのアイディア商品で、前々から良いなァと思っていました。もっともこうしたパーツ展開の構図は、実車の世界では昔から雑誌やカタログ等で良く見られたので、タミヤさんの製品もそのあたりから着想を得たものではないでしょうか。




2.キット内容
 キットです。タミヤ1/12オートバイシリーズNo.101のキット。現行商品になります。2004型GP4でしょうか。

ボックスアート



 パーツ構成です。大枠が3個と、アッパーカウル、スクリーンの計5枠。それにデカールとタイヤ、ビス類です。シンプルで良い構成と思いますが、さらに一歩踏み込んで割りのパターンを工夫すればライトユーザーにも嬉しい無塗装キットが実現できそうです。  デカールは何かと評判の良いカルトグラフ製です。残念ならが大人の事情でマルボロデカールが省略されています。これはちょっと、う~ん、ですねぇ。
パーツ構成 デカール


3.製作
 今回の製作方針ではタミヤさんのパーツパネルコレクション風に仕上げますが、同社のお品と異なり実際にこれをパネルから取り外して組み上げても楽しめる仕様にしたいので、外装の一部とマフラーは接着して合わせ目を処理しておきます。
 その他車体関係のパーツも捌いてしまい、塗る色ごとに仕切り箱に整理しておきます。インストの塗装指示はタミヤカラーのみ。しかも瓶入りと缶スプレー織り交ぜてややこしいので一部はMrカラーで“翻訳”しておきます。
外装類の合わせ目処理

 その他パーツ類


 ハンドル回りは塗り分けが複雑で、筆でもエアブラシでもかなり面倒です。ここは気長に構え、何度もマスキングしてエアブラシで仕上げました。本音を言いますと割りやデカールなどで気軽にこれを再現できるような工夫が欲しい所です。   どうにかこうにか全てのパーツを塗り終えました。全部揃っているか一度確認しておきます。
ハンドル部の塗り分け
塗り終えたパーツ


 各パーツを水性ボンド(トンボ鉛筆のピットマルチ2)で額装箱に仮固定していきます。ここはタミヤさんのお品を参考に。額装箱は即興でホームセンターにてあつらえた資材で作りました。盛り付ける器にこだわればよりいっそう作品が引き立つのではないでしょうか。
 パーツのレイアウト


4.完成 
 最後に額縁を正面に仮固定し完成、です。このまま飾っても、取り外して組んでもOK。昆虫が苦手な人でもこういう標本なら大丈夫でしょう。市販のミニカーなど添えてやるとさらにお洒落な感じになりました。  なおタイヤデカールはホイールにはめる際に割れたりする可能性があるので、敢えて貼らず別途添付としました。

完成



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