そこで脳内変換することにしました。「そうだ、きっとこれは紫雲のプロトタイプであり試作機以前のものなんだ」と思い込むことにしました。
そうするとキットの不可解な構造も納得させられます。引き込み式であるはずの翼端のフロートはキットではどう見ても固定式になっています。キャノピーの形が異なるようですがプロトタイプだからいいんだ、プロトタイプだからまだ翼端のフロートはあえて固定式にしてあるんだ!これでいいのだ!と納得することにしました。
ついでながらRS製と比較すると一回り小さいようです。1/72ではなく1/80くらいではないかと思われます。でもいいのです。せっかくここまで開き直ったので塗装はイラストに準じて派手なものとしました。 |
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今回の自分への課題として基本は筆塗り、ストライプなどもマスキングテープは使用せずにフリーハンドでどこまで出来るか試してみる!というものです
実際に作ってみると細かい造形は気にしないでガシガシ作っています。思ったほどスキマやガタは少ないようです(現代のものと比較してはいけません)
コクピットはガランドウで二本の棒にお人形さんを座らせるというものです。ただし、広大なガランドウとなるので、ここは前後席の空間を埋めました。方法はプラ板ではなくハガキをテキトーに切り抜いたものです。
手を加えてみたのはこれだけです。あとはそのままキットを組み立てました。 |