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特集 タミヤのプラモデル

(Photo) ドイツ兵をパニくらせたルノーB1 bis

by  コルディッツ
博物館写真

 高校生の時に76のプラモデル戦車を駒にしたウォーゲームで、ソ連軍指揮官に任命されたせいか、ドイツ軍車輛の誘惑にはかなりの免疫があります。
なのでタミヤさんの出す優れたドイツ軍キットに、悩まされずに済んでいますが、しかし時折繰り出される「釣玉」には滅法弱く、「私は72のヒコーキしか作らない。未完成キットは山のようにある。」と念仏を唱えていても、いつの間にかレジに持ち込んでしまったタミヤキットが幾つかあります。
 その一つが「ルノーB1 bis」です。47mm砲と75mm砲を備えた32tの重戦車、フランス軍が敗走した1940年の戦役でも、逆襲してドイツ軍に煮え湯を飲ませた武勲の車輌です。この夏、ソミュール戦車博物館に拝観した折、その威風堂々たる姿を拝んで参りましたので、ご報告させていただきます。


ルノーB1 bis
 戦車博物館(ソミュール)にて    2016年8月撮影
 仏軍最優秀戦車とされるソミアS35とツーショット



余談ですが、この種のマネキンはヘンリー少尉タイプばかりですね。


75mm砲と最大60mmの装甲、特徴的な履帯、これぞフランス戦車の魅力!





エンジン(ルノー製6気筒液冷ガソリン、300hp)は車体後部左側に設置。
 燃料タンクは内側ゴム張りのセルフシーリングでした。



左側面部のラジエーターグリル。




 マフラーも独特ですね。





後部起動輪で、履帯は車内から張度の調整可能とのことです。





 右側面部。乗員4名は右前方のハッチより乗降します。





車体前部にあったルノー社の名称。これは目立ちました。



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