ロンドンの帝国戦争博物館は、英国に行かれた方は必ず立ち寄る観光名所でもありますが、この数年は改装のためクローズ状態でした。
改装工事中の展示物はダックスフォードに疎開していたようで、有名な零戦も、ダックスフォードで拝観できました。
2014年7月にリ・ニューアルオープンをしたのですが、英国に行く機会がないまま、2016年4月になって、やっと拝観が出来たものです。以前の「おもちゃ箱をひっくり返した」ような戦車や軍用機の展示は影を潜め、ちょっと残念でした。
戦車はマークⅣとT-34/85、軍用機はソッピース・キャメル、スピットファイア、ハリアー、V1、V2だけでした。
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零戦は、あったのですが、マーシャル諸島で発見された零戦の残骸にすり替わっていました! この機体は、ダックスフォードのハンガー内に置かれて
いましたので、コレクションを交換したようです。
説明によるとタロア島に配備されていた零戦の一機が、1943年に戦闘で損傷し、スペアパーツ等がないまま放置されたまま、ジャングルに埋もれていたのが、戦後50年して発見されたようです。
以前のおもちゃ箱状態を知る者には寂しい気はしますが、またロンドンの名所が復活し、零戦が展示されていることは喜びたいと思います。 |