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バイクプラモデルの製作

 ホンダCB750FB (タミヤ 1/12)

  by KOZY商店

1.はじめに
 こんにちは。KOZY商店です。タミヤの1/12CB750FBです。前回製作したCB400SFの元ネタになった車両がこれです。世代の関係で実車のことは詳しく知りませんが、当時の750としては突出した人気が有って、これに乗るため限定解除に挑んだ方も多かったのだそうです。 プラモデル・キットにも比較的恵まれていて、タミヤからは1/6でもキット化された他、アオシマからも1/12でキット化されています。オートバイプラモでバッティングする例は極めて珍しく、それだけアイテムとして人気なのだと思われます。

図1 完成図



2.キット内容
 キットです。タミヤ1/12バイクシリーズNo.6。同シリーズの中では古参組ですが、現在でも容易に入手できます。Ⓒ1981年と書かれてあるからおよそ35年前の金型でしょうか。(図2)。 キット化されたのは1981年のFB型で、実車とほぼ同時期に発売とは素早い対応です。他にカスタムチューン仕様もキット化されています。

図2 ボックスアート



 パーツ構成です。計6枠が箱に整然と収まっています。80年代前期のタミヤさんのキットはシンプルに纏まっており、現代よりもむしろ手際が良いと思います。パーツチェック後に箱がきちんと閉まらない、なんて事はありません(図3)。  デカールです。FBのカラー3タイプです。色は前回のCB400SFと比較するために同じ黒を選択しました(図4)。

図3 パーツ構成

図4 デカール



3.製作
 外装です。リアカウルの小物入れ(赤矢印)は凸モールド表現です。ここは凹の方が正しいようで、同社1/6キットではそうなっています。しかし凸でもパッキンらしいので無理に彫り直すことも無さそうです(図5)。  メーターパネルのランプは塗装による指示です。これはマスキングが難しそうだったので白デカールの上から赤や青などを塗装して切り抜いた物を貼りつけました(図6)。

図5 外装類
図6 メーターパネル



 パーツを塗り終えたら後は組み立てで、インストに従えばパチピタで進みます。精度についてはさすがRCでならしたタミヤさん、ストレス無く組みあがります(図7)。 図7 塗り終えたパーツ


4.完成 
 完成したCB750FBです。現代にも通じる流麗なスタイルは「インテグレーテッド・ストリーム・ライン」というのだそうです。そういえば後のCBX400Fやジェイド、CB-SFシリーズなどホンダネイキッド機のほとんどがこれの流れを汲んでいます。そのせいでしょうか、旧車なのに古めかしさを感じさせません。   アオシマCB400SFとの比較です。400SFは750Fのレプリカと言われていますが、並べて見るとずいぶん違うことが判ります。750Fはやはり大型車らしい余裕の車格で、恐らく跨った時の感覚もかなり違うと思います。こうして比較できるのも模型ならではの楽しみなのでしょう。

図8 完成図


図9 完成図


図10 完成図



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