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特集 ハセガワのプラモデル

   連載 ドイツ機(No.26) 
Fw190A-5 プリラー機(ハセガワ1/72)

by TOSHI




 ハセガワのキットには50年程前からになりますが大変お世話になりました。
田舎の貧乏学生の手に届くキットはハセガワ、タミヤ、マルサン、LS位でしたね。

 手元に第2回のPPCの全国大会(1971年)の全国参加章楯が残っていますが当時の作品は手元には全くありません。




ハセガワのイントルーダの尾翼にレーダを付けて参加した記憶がありますね。当時の優秀作はまるで別次元でした。
イントルーダのフラップや翼端ブレーキを開けた作品がモデルアートに掲載されており、憧れていました。

 航空ファンとモデルアートが主要な参考書でした。モデルアートの創刊号を眺めて、いつかこんな素晴らしい作品を作ってみたいと思ったものです。
海外のサイトで「hasetami」という表現でタミヤと並んで作りやすい優れたキットとして紹介されているのも頷けます。


インスト-1


今回はAP-7(1993年版)を製作しましたが、大昔にも別金型品を製作していました。引っ越し等で処分してしまい手元には無いのですがインストだけがありました。
懐かしいですね。実機の解説、塗装図は当時貴重な資料でした。


インスト-2


旧版の組立て説明です。部品の名称が記載されていますね。エンジン冷却ファンが一体化されています。


インスト-3


今回製作したAP7です。冷却ファンが別部品になり、コックピット等は現在に通じる構造ですね。


インスト-4


手元にあったハセガワ1/72の単発戦闘機のインストのごく一部です。1/48や1/32も製作しましたが1/72が一番多いと思います。
これらを今風にするには手間がかかりますので、中古屋で探してまで敢えて選択することもないかと思いますが素材としてはまだまだ現役です。
ハセガワのキットで実機を初めて知るということもありました。He-51はまた作ってみたいですね。



ハセガワのキットは素組みでも充分な出来ですが、若干手を入れてみました。
動きを与えるためにエレベータ、フラップを下げ位置にしました。
フラップは内部の造作をプラ板で追加しています。腰高に見えるので、踏ん張った姿にするため当時の写真を参考に主脚を1.5mmほどカットしました。



ブレーキホース、脚出指示棒等の細部に手を入れています。
キット指定のヨーゼフ・プリラー機(黒の13)をデカールを使用せずに塗装仕上げしました。



細かい文字は拡大すると粗が見えますが30cmはなれればそれらしく見えると思います。
脚庫が寂しいので、次回は脚庫に手を入れてみたいと思います。 




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