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特集 複葉機

   連載WW1 (No.38)
フォッカーD.Ⅶ (ローデン1/72)

by TOSHI




 WW1の最高傑作機として戦後の1928年まで生産され、ベルギー、オランダ等で運用されたフォッカーD.Ⅶです。
ローデンのキットは細部の精密感が素晴らしいのですが、組立て性には若干難がありますね。




 レベルやエアフィックスは部品強度を確保するため支柱が太目だったりするのですが、ローデンは気を付けないと破損しやすいです。
今回も支柱には端部に金属線を埋め込むことで組立て易くしています。




 コックピットは1/72としては十分な出来ですので、そのままです。せっかくの精密なエンジンを見せるためにパネルを外し、点検口も開けてみました。
実機でもエンジンカバーを外した状態で運用されているものもあったようです。




胴体、主翼のローゼンジはデカールが用意されてはいるのですが、ローデンのローゼンジデカールは硬くて脆いという貼り付けには面倒な代物です。




これまでも失敗の連続で、デカールフィルムで保護した上で軟化剤をタップリ塗布することで何とか対応できました。軟化剤も通常のクレオスでは全く歯が立たず剛力軟化剤や最終的にはシンナーのお世話になっています。どうにもスッキリとしない出来ですが、次は何とかしたいですね。




フォッカー機は張り線が少ないので、複葉機の入門にはいいですよね。エレベータを下げ位置にすることで動きを与えてみました。実機写真でも駐機状態では殆どが下げ位置ですね。
フォッカーは水平尾翼の形状が独特ですね。1/72は数を揃えて並べてみるのが楽しいと思います 




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