塗装。大雑把に言えば、胴体上面と主翼上面は素材色をいかし、胴体側面と主翼下面を灰色にする。垂直尾翼はカーキを残す。マッチのキットは、ときどき理解しがたい分割があったので、それをまねて「垂直尾翼は別パーツだった」との想定。
キットのパネルラインは凸線表現なので、灰色塗装部分に2000番の紙やすりをかけて頂点部分に素材色を出せば、スミ入れ表現の代替になる。これだけでは面白くないので、胴体上面と灰色の境目にインクスポット(※古い言い方だ)表現を加えることにし、綿棒に溶剤をふくませて色を拭き取り、そんな感じにした。「機首は別パーツ」の感じにしたいので、インクスポットはしない。 |
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細部の似たような色は使いまわして、色数を極力減らす。こうすると安っぽくなって、「マッチボックスの2色成型」に似合ってくる。完成後に数えたら、いつもの3分の1の色数で終わった。思い出せば、子供のころはほんの何色かで作っていた。知識や実感とかで、やたらと色数が増えたが、プラモデルは主な何色かで作ってもよかったのだ。 |