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特集 積みプラを作ろう

     キティホークMk.Ⅰ (ハセガワ72)

by コルディッツ

 積みプラ特集なので、数多ある積みプラの中で「士」状態まで組み立てて、その後放置のキットを探したら、あっという間に10を超えました…
 中には40年以上放置状態のもあり、まずこれから成仏をと思い、これまでの モデリングを反省しました。結局、キットの理想的な完成像(私の場合は誇大妄想的と表現した方が適切…)を描き過ぎて、目標設定が高かったようです。
そのため「士」までは組めても、その後は自身の稚拙な技量ではミッション・イン・ポッシブルと化し、箱に仕舞い込んでいたものでした。
 そこで今回は「最後まで組み立てる」を理想の完成像とし、まぁマネジメントでいう目標レベルを下げて、挑戦させていただきました。放置していた「士」状態キットを3点選んで、毎日少しずつ工作していましたが、途中でレベル72のCR42(40年間放置)が支柱の行方不明でとん挫するなどありまして、
結局締め切りまでに「一応完成」に至ったのは、ハセガワ72のキティホークMK.Ⅰ(25年以上放置)でした。10年ぶり位のキット完成ですが、プラモ工作に専念するのは、やっぱり楽しいと実感させていただきました。

 天邪鬼故にメーカー指定の英軍機は選ばす、交通博物館航空機館で拝観して、気になっているニュージーランド空軍機に仕立てることにしました。
 気になった点は、迷彩パターンがイレギュラーであること、塗装色が「緑色」「土色」「水色」と言いたくなること、コードレターと垂直尾翼の国旗のないこと、 そしてなぜか落下増槽が「黒色」であることです。なので最初実機を見た時は、レプリカか戦後何かの展示の機会に適当に塗装され、そのままになっている と思いました。しかし今夏再訪してもそのままなので、実際にはイレギュラー塗装もありだったんだと。黒い落下増槽は簡易焼夷爆弾でもないようです。


  キティホークMk.Ⅰa  NZ-3039
 交通博物館航空機館-MOTAT2(オークランド郊外)にて 2005年9月撮影



 キットは1988年発売の「キティホークMk.Ⅰ」です。



 「一応完成」としたのは、
1 細部の塗装修正をしていません
2 主脚カバーと尾輪カバーを、切断時に何処かに飛ばして付けていません 
3 ピトー管が切断のままです
4 シリアルNo「NZ-3039」を付けていません
5 国籍マークのデカールを使えたので使ったら、余分な赤丸を入れてしまった
 等々です。



↓ 垂直尾翼、水平尾翼が凡そ「緑一色」なのも目を奪われました。



  2004年発売の「キティホークMk.Ⅰa RNZAF」も購入済みなので、こちらから シリアルNoのデカールを流用しようと思います。ちなみにキットのデカールは「NZ-3029」「NZ-3040」の2種ですが、大きさが違うので、組合わせが出来ないのが残念です。

↓ 2017年8月撮影。ランカスター、モスキート、ハドソンに囲まれ、接近困難 でした。




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