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(Photo) PBY カタリナ
by コルディッツ
博物館実機写真
小学生の時、親に散々ねだって買って貰ったレベル72のキットに、カタリナ飛行艇があります。キットのプラ地がネービーブルーなのに、そのまま直にイエロー塗ってしまい…まぁ惨状を呈しました。
WWⅡでのカタリナの活躍は、ビスマルク号追跡やミッドウェイ海戦における哨戒と雷撃など多彩です。
そしてアメリカ海軍は勿論、アメリカ陸軍航空隊やイギリス、英連邦諸国で運用しています。ソ連やカナダではライセンス生産もされ、ソ連製はGST、カナダ・ヴィッカース社製はCansoと呼ばれています。
ワールドワイドのカタリナ故、エアショーや航空博物館でよく拝見するので、 今回は変わったカタリナを紹介しようと思います。
PBV Canso A 433915 (G-PBYA) -PBY-5A相当
戦争博物館ダックスフォードにて 2006年7月撮影
割増料金を支払うと機内に入ることが出来ます。
両側面のドームは枠の無いこともあって、視界の広さは驚き
でした。映画「トラ・トラ・トラ」で太平洋艦隊長官を引き継いだ
キンメルが前任者とカタリナで真珠湾上空から視察するシーン
を思い出します。
座席は現代的にしていました。
主翼と艇体をつなぐパイロンを下から撮影しました。
操縦席と客席?を仕切る隔壁
操縦席。なおこの機体はフライアブルです。
後方にある出入口を使って乗船(下船)しました。
OA-10 44-33879 実際はPBY-5A 54-5838
アメリカ空軍博物館(デイトン)にて 2004年12月撮影
PBY-6A L-861
デンマーク技術博物館(ヘルシンガー)にて 2008年12月撮影
王室空軍博物館(コスフォード)にもデンマーク空軍のカタリナが
展示されていますが、あちらはL-866です。
TP-47 47001 -CansoA
スウェーデン空軍博物館(リンシェーピン)にて 2014年6月撮影
1952年6月16日にバルト海で行方不明になったC-47を捜索中に、
ソ連のMig15に撃墜された「カタリナ事件」を再現するかのように、
展示機の上にMig15(ポーランド製)が吊るされています。
PBY-5A 48382/KK-A
ソラ航空博物館(スタバンゲル)にて 2007年7月撮影
ノルウェー空軍の機体ですが、黒一色は威圧感ありかと。
今更ですが、銃塔が別物になっているのに気が付きました。
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