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誌上個展

  ブレゲーBr27(アズール1/72)

  by Nobunaga

 オシャレとか粋とかは平時の褒め言葉、獰猛なドイツ機には通用しませんよ。




   1929年(昭和4年)初飛行した一葉半の複座偵察機でドイツの攻勢時にも実戦配備されていました。誰もが驚くそのスタイリングは胴体が偵察員席までで終わり、剥き出しの桁のあとに尾翼がついていてなるほどこれだと眺めがいいなと納得しますね。
 複葉機であっても張り線はなく笹の葉の形をした支柱は頼りなげで優雅でもあります。
後席をキャビンとしてVIPの送迎用としたり、空冷エンジンに換装したりで駄作機ではなく立派な実用機でありました。
 キットはプラパーツは少なくその代わりレジンパーツの方が多い位でコックピットや偵察員席は精密な作りとなっています。ただし、胴体を張り合わせるとほとんど見えなくなってしまうのでレジンパーツを使う意味がないですね。



   せっかくレジンパーツでコックピットを作ったのだから見てみたいですよね。そこで覗き専用に?ドアを開けちゃいました。どうぞ覗いてくださいってそこまでの出来ではないんですけど悪くはないでしょ。




各動翼は一旦切り離してずらして接着、動きを出しました。 




  下翼端の着陸灯とか上翼左右の航法灯は自作しました。



 エンジン後ろのアクセスパネルはハート形!オシャレですね。






 参考資料:STRATUS社「FRENCHI WINGS 3」、「AVIONS」2002年116号、[WWⅡフランス軍用機入門」飯山幸伸著 光人社NF文庫、その他インターネットに依る実機写真、作例等 



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