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特集 テストプレーン

   Ryan XF2R-1 Dark Shark
(Czech Model 1/48)

by 親父モデラーNOBU

読者の皆様、こんにちは。
親父モデラーNOBUです。
今回は、第一特集「テストプレーン」、試作機ということで
「1/48 Ryan XF2R-1 Dark Shark Czech Model」
を制作いたしましたのご紹介いたします。




 パッケージの絵は、インアクションの表紙でおなじみの
「Don Greer」氏であります。
残念ながら、購買意欲をそそるような絵ではありません・・・・



主要なパーツはインジェクション。
脚収納部やコックピット、タイヤホイールなどはレジンパーツ。
キャノピーは、バキューフォームです。



コックピット↓



 尻餅をつかない為に、機首におもりをたくさん詰めてから 胴体を貼り合わせます。普通のキットと違って、どのパーツも固定位置が決まっていないので 削ったり、付け足したり、仮合わせと、とにかく調整が大変です。

接着剤も、すっかり乾いたところでペーパー掛けです。
#400番でも、なかなか進まないので思い切って
#320番から使っています。
(最近の国産キットじゃあ、まず使いませんね)



胴体を削り終わったところで キャノピーを切り出してから、胴体にフィットさせます。
どうしたら、うまくフィット出来るか、考えた結果
胴体に#320番のペーパーを貼り付けて
その上でガシガシ削ることにしました。



 胴体下面や、フィレット部分も、
かなり削ってやらないとスムーズにつながりません。
#320番のペーパーが大活躍です。



各翼の後縁は、薄く成型されていますが、翼端は何れも、ぶ厚いので思い切ったヤスリ掛けが必要です。
主翼端は、ついでに翼端灯をクリアー化してやろうと思って切り飛ばしました。



「XF2R-1」で画像検索すると 
キットのような排気管の短いタイプと
もう少し長いタイプのものが見つかります。
長いタイプの方が少しだけですが色がついてハデなので
排気管周りに手を加えて長いタイプにしようと思います。
     キット↓



 エポキシパテを詰めてから
シリコンを塗布したエバーグリーンのプラパイプを差し込んで窪みを作って↓



硬化したら不要部分を削り取ります↓



排気管には実機写真を参考に
溶接跡を伸ばしランナーで追加しました↓



派手なプロペラは、まるでエアレーサーのようです↓



ピトー管と計測ブーム基部を0.8Φの真鍮パイプで追加して
マスキングして塗装準備完了です↓



デカールは全て貼っても、たったの10枚です↓



クリスピーサンドみたいな主輪は不要部分を削って使います↓



完成した小物パーツは 紛失とキズ防止の為 各々、小袋で保管↓



 右翼には、左翼のピトー管とは違う計測センサーがついていますので エッチングパーツの不要部分と0.3Φの真鍮線を、ハンダ点けして作りました。
フラックスを塗って、ハンダは極少量のみを使い
あとで修正しないで済むように作ります↓



最後にキャノピーを付けて、プロペラを差し込み
モデリングワックスで指紋を拭いて、機体を磨いたら完成です。

それでは、完成した
「1/48 Ryan XF2R-1 Dark Shark Czech Model」ご覧下さい。














 お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m


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