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特集 垂直離着陸機&ヘリコプター

Canada Rescue Helicopter CH-149
(イタレリ1/72)  

  by nananiya72




 カナダ国防軍が、導入、キャンセル、違約金、再導入と政権交代によるすったもんだの末に配備した、EH-101のカナダ版救難ヘリコプターCH-149 コルモランです。






 ヘリコプターキットを多く手掛けるイタレリ製なのですが、組んでそのままCH-149になるという代物ではありませんでした。
箱絵や塗装図ではカナダのマーキングになっていますが、すでに箱絵の段階で、間違いが・・・・




 調べてみると外観でおおよそ以下の相違がありました。
■バブルウィンドウと窓の位置や数や大きさがちがう
■タイヤがダブルになっていない
■側面のアンテナ形状がちがう
■ホイストのカタチや取り付け方がちがう
■デカールが足らない
■サーチライトとそのステーがない
■ガードパイプがない
■側面のフライトレコーダーがない
■緊急用フロートの格納フェアリングがない
■その他、アンテナ類の位置形状、数の間違い
等々・・・・細かいところかも知れませんし、大改造を要するものではありませんし、出来てしまえば、カナダの救難ヘリコプターに見えるんでしょうが、ほっとけないのが性格というものか・・・・・






 以前、とある某有名倶楽部の合同展の作品では、「細かい相違があるが、塗装とマーキングがいいので“ストレート”」と威張った作品があったので、張り合う気も多少・・・

 黄色系は、さすがのエアーブラシでも同じ濃度で均一に吹くのは難しいとされています。ましてや筆塗りは自分的には絶対に無理っと思っている・・・・・
下地に#318レーダーイエローを吹き、#329ブルーエンジェルスの黄色を一生懸命、これでもかと吹き付けました。。。しかし



・・・・結局はキットの整形色と同様な、ほぼ同じ色になってしまうという間抜けな「オチ」がつきました・・・ 






 大体においてイタレリは新型機の発売が速いのはいいんですが、なにせコンセプトイラストからでも模型を起こしてしまうという離れ業をやってくれますので、往々にして詰めが甘く、新型機の喜びも半減してしまいます。
 在庫の作りかけオスプレイなんかどうしてくれよう・・・・



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