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誌上個展

　ポリカルポフI-16　（エデユアルド1/48）
　　by Nobunaga

　ネズミとか蚊とかロバと呼ばれて、なんか悪役とかやられ役のイメージだけど本当はたいした役者なんですよ。



キットについて
スペイン内戦共和国空軍の立役者I-16のキットは１／１４４～１／３２までいまや無数にありますね。アカデミー１／４８のタイプ10を作り始めたんだけどホビークラフトから引き継いだキットなのでかなりの古株。これを今風に再現するにはちょっと大変そう。そこでエデユアルドのタイプ10を急遽取り寄せて作った訳です。プロフィーパックなのでキットにはエッチングパーツも入っていてこれなら今風に再現できそうだなと製作を開始したのですが、キットはスペイン内戦派遣機ではなかったのでデカールはアカデミーの機番CM177とポパイを使いました。翼端の赤と赤帯、ラダーの三色は塗装仕上げです。エンジンはレリーフのような簡単な作りですがプラグコードやプッシュロッドも付けてチラリと見えるようにしました。資料が多いので手の入れがいがあってジョイフルキットですよ。



主翼後縁は厚みが１ミリくらいあるので削り込みです。メリハリを付けるため各動翼は一旦切り離して整形してから接着します。その際垂直尾翼のラダーや水平尾翼のエレベーターには蝶番の取り付け金具が分かるように強調します。グッジョブ！ですねって一人拍手。



脚収納部は面白い作りです。実機写真を見るとブレーキワイヤーは車輪カバーを貫通させて車軸のところまで来ていて、車輪と車輪カバーの間には取り付け金具やコイルスプリングやらぎっしり詰まっているのでそれらしくでっち上げてます。

参考資料：文林堂　世界の傑作機No.１３３「ポリカルポフI-16」、ゲイブンシャ　マスターモデラーズVOL.12,
光人社NF文庫飯山幸伸著「ソビエト航空戦」その他インターネットに依る実機写真






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