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特集 プラモデル温故知新 

(Photo) アポロ11号

by  コルディッツ
博物館実機写真

 1969年(昭和44年)7月20日日曜日の世界標準時20:17:40に、アポロ11号の月着陸船「イーグル」は月面「静かの海」に着陸しました。この時小学生の私は、同一時間に月着陸のTVニュースを「見た」ような記憶がありましたが、日本時間に換算すると21日月曜日の朝5:17なので、後々に入ってきた情報で記憶を書き換えていたようです。
 人類未到の地への旅の成功に感動しましたが、実は当時の私は前年12月のアポロ8号の「地球周回軌道を離れ」「月の裏側に回って戻った」ミッションの方により多くの感動していました。まぁどちらにせよ、アポロ11号司令船・ 機械船と月着陸船のプラモデルを何個か買って、今とは違って、全て作りました(若いって素晴らしい!)。
その後アポロ熱、宇宙熱はクールダウンしましたが、映画「ライトスタッフ」に感激して再発です。映画に登場したX-1とフレンドシップ7の現物をどうしても見たくて、スミソニアン航空宇宙博物館を参拝したら、アポロ11号の司令船「コロンビア」も待っていました。振り返って見ると、人類史上初の月着陸とビートルズが現役の時代に生きていたのですから、悪くない人生のような気になります。


Apollo 11  Columbia
 国立航空宇宙博物館(ワシントンD.C)にて    2007年4月撮影
 大人気のスミソニアン博物館の中でも、航空宇宙博物館は一番人気で、
その中でも、私の観察では「コロンビア」は最大の人気者です。  




 USS Hornet CV/CVA/CVS-12
 ホーネット博物館(アラメダ、サンフランシスコ郊外)にて 2013年4月撮影

 アポロ11号を回収したのは空母ホーネットⅡです。当時はCVS(対潜水艦
作戦支援空母)-12でした。アポロ宇宙船回収チームを乗せて、7月12日に
真珠湾を出港し、7月24日回収に成功します。
 同博物館には、サンフランシスコからフェリーでアラメダのフェリーポート、
そこから徒歩40分くらいでした。甲板上の機体はT-28です。




カプセル CM-011A 訓練用? 


まず狭いと思い、次にアポロ1号の火災事故の犠牲者に黙祷しました。 


アポロ11号を回収したSH-3シーキング(66/152711)に扮したSH-3(148999)。
映画「アポロ13号」の撮影で使用されました。
実際の機体は1975年に事故で失われています。HS-4は第4対潜ヘリコプター戦隊の
意味かと。部隊のネームはブラック・ナイト。 


機首に黒で描かれた五つの三角形は、「ヘリコプター66」が回収した
アポロ8、10、11、12、13を表しています。 




ホーネット格納庫内に設置された移動式隔離施設。凱旋した宇宙飛行士達
は21日間隔離されました。  




月着陸船 LM-2
国立航空宇宙博物館(ワシントンD.C)にて   2007年4月撮影

 無人飛行試験用に開発された2号機です。1号機がアポロ5号で成功した
ので、未使用で終わりました。それにしてもこの月着陸船すら使い捨てです
から、アポロ計画はあの時代のアメリカにしかできない事業でした…  




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