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 He162 (リンドバーグ 1/72)

  by 加藤 寛之



 今月も3機作ろうと思い、1日で出来上がるこれを作った。『プラモ・ガイド ‘71秋季号』に堂々の見開き2ページで載っているから、そんなに新しいキットではない。 当時、リンドバーグが珍しくドイツ機を販売してくれたことでHe162を作れるようになったのだから、実に有り難いキットであった。そうは言いながら、私はこのキットを初めて作るのだと思う。



箱を開け、作る。
 部品が少ない。スタンドとお人形さんを入れて20パーツで、素晴らしい! 当時のキットらしく多少はバリがあるので、これを整形しておく。
 機首に錘が要りそうだから、念のためにボルトを1本入れて油粘土で固定。イスは後から入れるとする。
計器盤はもとからないから、これで1枚モノの主翼を挟んで左右胴体を接着すればよい。気づきと床板がないことで脚庫から下が見えるので、これはプラ板片で塞ぐ。ついでに座席の前の計器盤部分(ないけど)にも蓋をし、スタンドパーツの一部を切り取って照準器とみなして接着しておく。



 水平尾翼(V字形だけど)は、胴体との間に隙間がでる。薄いプラ板を挟んで背部に生じる段差を解消しておく。固まったら、水平尾翼(水平じゃないけど)と直角に垂直尾翼を接着。これでほぼ飛行機の形になる。
ここで、接着して合わせた部分の整形をする。小さい機体なので、どうってことなく整形終了。
 なんとなくボ~~っと見えるので、エンジンナセル上にループアンテナっぽいものと小さな吸気口を、プラで作って貼っておく。
特に何も考えずに脚周りを塗装して、胴体への取り付け準備をしておく。
 ここで実際の組み順と異なるが、脚をつけてみたら機首上げが過ぎた。そこで前タイヤの底部をちょこっと切って、少しだけ低くした。これ以上切るとパンクしたみたいになりそうなので、これでいいことにする。



次は塗装。
全体は、Me126@47
一応それなりに塗る。ただし、ねつ造というのか、テキトウというのか、いかにも「ドイツ機だね」という感じで塗っておいた。He162の基本塗装をしたうえで、上空から見えやすい胴体側面と垂直尾翼外側に上塗りをした、という想定。
デカールも、キットのや余りものでテキト~~、私の中のドイツ機って雰囲気に塗ったり貼ったりしてみた。



 なんだか、とても良い感じだ。とてもドイツ機っぽい、イイカンジだ。自分で作るプラモデルなんだから、これで良いのだ。
ドイツ機っぽいよねェ…そうですよねェ…。


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