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 ケンメリGT-R (アオシマ 1/24)

  by KOZY商店

1.はじめに
 こんにちは。KOZY商店です。アオシマの1/24 ケンメリGT-Rです。ケンメリといってパっと思いつくのはこの2ドアGT-Rという方も多いでしょう。スカイラインらしからぬアメリカンなスタイルはむしろZに通じるものがあり、実際に両者をニコイチにした“スカZ”というカスタムカーもあるようです。 さてキットです。これも元々は「ザ・チューニングカーシリーズ」の一つで、GT-Xと同時期にキット化されています。一応ボディは差し替えなのか別金型となっており、共用ではありません。ケンメリ2ドアのプラモは他にも何社かあったと記憶してますが、現状ではアオシマとフジミの2択になると思います。

図1 完成図



2.キット内容
 キットです。ザ・スカイラインシリーズNo.7。現在のザ・モデルカーNo.15とほぼ同じ内容です(図2)。なおこの箱絵はヤフオクのカテゴリ分類において、アオシマカーモデルの目印にもなっています。
 パーツ構成です。(図3)。
シャシーとA枠は兄弟車であるC130ローレルと同じです。逆にB枠はGT-Xと共用パーツ。グリルなどGT-X用パーツが余りますので、実車ではありえない仕様(なんちゃってGT-Rとか)をデッチ上げることも可能です。現行版ではさらにホイールが一種追加され、より充実した内容になっています。

 図2 ボックスアート

図3 パーツ構成


 デカールとエッチングパーツです。デカールはこの版ではあっさりしたものです。現行版では印刷がアップグレードされており、エッチングパーツとの選択式になっています。
なお今回はこれらは使用しませんでした(図4)。
図4 デカール


3.製作
 ではさっそくボディ塗装です。ケンメリというとどうしてもヤン車(失礼)のイメージがあって、ボディはC67紫をチョイス。その後スーパークリアーⅢをコテコテに吹いて、最後にタミヤのワックスで磨いておきました(図5)。 その他のパーツです(図6)。これもトミカ風にしたかったのでシャシーはC8銀、内装はC79シャインレッドに塗ってみました。最後にGクリアーでパカパカ組めば完成です。なおフェンダーミラーは省略しました。

図5 ボディ

図6 塗り終えた各パーツ


4.完成 
 完成したケンメリGT-R(図7~図9)。うん、この色合い。なかなかトイ・ミニカーっぽくなり、概ね狙い通りです。アオシマの旧車シリーズはサスのバネが沈み込むのが特徴で、これでぜんまい走行でもしてくれたら最高なのですが。
組み立ての方についてはC130ローレルと共用のためか、ドア内張と後部座席で一部干渉するところがあるようです。今回は無理やり押し込みましたが、余力があれば少し具合を見た方が良いかもしれません。それ以外は特に問題はありませんでした。

図7完成図



図8 完成図


図9 完成図

 

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