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P-3C(ハセガワ1/72)

　 by 原田喜浩

　ハセガワの1/72 P-3Cです。数年前に完成しました。
かれこれ40年くらい前に購入したような記憶が、
去年還暦を迎えたので買ったのは二十代のころになります。

　デカールは初版のオリジナル。もちろん黄ばんでいましたので太陽光に一週間くらい晒すと黄ばみが消えるというネット情報で完全復活、トラブル無く使用できました。
この頃(40年前)のデカールは丈夫で、最近のハセガワのデカールと違うようですね。

　制作のポイントはとにかく大きなモデルなので補強をたくさん入れること。
ハイビズの塗装パーターンは変化に乏しいので前面スジボリした上でプリシェーディングでパネルラインを軽く黒吹きした後に塗装しています。

　分割ライン上のアンテナやライトは一旦切り飛ばしプラ材で作り直してます。
アンテナが芋付けだったので0.3ｍｍプラ板に0.3ｍｍ真鍮線を埋め込んで付けました。
前輪のギアのフォークの形が変なのでV字型に変更、
排気口の縁が厚いので薄く加工するとグンと見栄えが良くなります。
あと前輪のライトは良いアクセントになるので追加しました。

　あまりP-3Cは作例をネット上で観ませんが、
ハセガワのデーカルのウォークウェイは色が変なのと貼り付けが難しそうなので塗装仕上がお勧めです。
私の持っていたキットには最初からウォークウェイは塗装仕上げの指定で、デーカルは入っていません。

　以前タミヤ1/48ランカスターを載せていただいたのでこれが2回目の投稿です。
多発機ばかりを作っているわけでは無いのですが、
10年に一機位のペースで大物を作っています。
多発機の制作はモーチベーションを維持するのが難しく、
あまり作りたくないので、次はまた10年後かなぁー。

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