(写真21) 上塗りを済ませれば後はもう一気呵成に。エナメルでのスミ入れ済ませてそれを溶剤で色々アレしてデカール貼ってトップコート吹いてタイヤだのピトー管だの放電策だの小物を付けたら出来上がり。今までの長い道のりが嘘のようなあっという間のフィニッシュであります。今回は特に色で悩んだからのう。紆余曲折のあった作品にしては唐突な幕切れ感じゃ。
が、ただ一点。コーションデカールの色合いがケバいのは納得いかないんですけどぉ~実機はインシグニアも含めてもっとシックな色合いなんですけど~ICMだけじゃなくって近隣のメーカーも似たような色合いのデカールだし~ちょっとその方面の方々の色彩感覚を疑いたくなるんですけどもぉ~

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(写真22) ひょっとして東欧やドイツ近辺やイギリスやら年間好天に恵まれない土地の方々には「ケバさは偉い」的なものがあるんでしょうかね。(太陽光薄いから濃い色ステキみたいな)何だか欧州のモデラー方の完成品を見る度にそんな思いが脳裏を過ぎったりもするのです。
とはいえそれは些細な事じゃ。(むしろ展示会場とかじゃちょっとケバいくらいが丁度いいかもだし)完成したんだから無問題。めでたいことであります。執拗なまでに穿たれたリベットや見事なプロポーションは文句ないしね。手こずる部分もあるけれど基本良質なキットだし丁寧に作りさえすれば迫力のあるステキ肢体のミグ25が出来上がるという次第であります。作って良かったと思える瞬間だよ。完成万歳!
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