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>テナーサキソフォーン (ニチモ 1/6)> 特集 心に残る思い出のプラモデル> 2020年3月号
テナーサキソフォーン (ニチモ 1/6)
by
田
口博通 Hiromichi Taguchi
ニチモの1/6テナーサックスです。最初に発売されたのは1960年代後半ではなかったでしょうか。現在のプラモシーンでは考えられないことでしょうが、黎明期のプラモデルは可能性を模索してあらゆるものがキット化されていった時代でした。
ニチモは弦楽器、エレキギター、ドラムス、ピアノ、トランペットやトロンボーン、チューバといった管楽器などあらゆる楽器をキット化していました。中学ブラバン、高校軽音楽部に所属した身としては、主に管楽器のいくつかのキットを作った記憶があります。思い出深いミュージックシリーズでした。
このサキソホーンも当時作った記憶がありますが、キットはABS樹脂に金メッキで 接着するのが難しく、付属の接着剤でベタベタに真っ白になってしまいました。
幸い、2002年秋に再販されまして、その頃 リベンジでもう一度作りました。それなりに技量が上がった頃に作ったため、瞬間接着剤と流し込み接着剤を使用し、今度は綺麗に作ることができました。
今回 写真を撮ったサキソホーンは、それをレストアし、壊れたスタンドをシンチュウ線とシンチュウ平帯で自作したものです。6角の飾り台は100均で購入した飾りタイルです。
昔、エレキギターも作りましたが、弦の細い針金がゆるんでしまい、うまく張れませんでした。作り直したいとは思っていたものの、ニチモから再販にはなりませんでした。
ところが、なんと 今世紀になって、FTOYSから半完成でエレキギター数種が発売されました。下の2種がそれです。このギター 非常に良く出来ており(今の自分でもこのレベルには工作できない、、)今となっては全種買っておけばよかったと悔やまれます。
ということで、ギターをバックに従え、テナーサックスとトリオで写真を撮ってみました。
中高の同級生で綺麗に作った楽器のプラモデルを女子にプレゼントして「モテてた」ヤツがいました。
自分も もし当時、上手に作ることができていたなら、、、甘酸っぱい思い出です。
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