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フェアレディZ 32Zコンバーチブル(フジミ 1/24)

  by KOZY商店

1.はじめに
 こんにちは。KOZY商店です。フジミの32Zコンパーチブルです。一般にハードトップのコンパーチブルは少し無理のある感の車が多いのですが、これの場合は大当たり。ノーマル版よりもこちらの方がスッキリしています。
フジミの32Zコンパーチブルは実車が出てすぐキット化され、競合タミヤよりもこちらが少し早かったようです。ベースであるノーマル版の良さを受け継いでおり、これはかなりおススメです。残念ながら現在は定番落ちしており、ここはぜひスポット的に再生産して欲しいところです。

図1 完成図



2.キット内容
 ボックスアートです(図2)。フジミインチアップシリーズID-58(定番落ち)です。この車は落ち着いた茶色がイメージカラーだったようで、雑誌で見たタミヤの広告でも作例はこの茶色だったと思います。 日産が想定した顧客年齢層はやや高めだったのかもしれませんね。

 図2 ボックスアート


パーツ構成です(図3)。実車同様ノーマル版のバリエーションという位置づけなので、ボディとBピラー、ソフトトップのクリアーパーツのみが追加部品です。ボディはともかく、Bピラーのパーツの成型色がなぜ赤なのか、ちょっと不思議です。
デカールです(図4)。これはノーマル版と一緒のものです。今回のは少し黄ばんでいましたが、割れずに貼れればそれでOKです。


 図3 パーツ構成

図4 デカール

3.製作
 というわけで早速製作に掛かろうとしたところ、いきなりトラブル発生です。長年の「積み」が祟ったのかあるいは成型不良なのか、左のAピラーが思いっきり変形していました・・・。うーん困った困ったこまどり姉妹・・・最悪「湯せんで修正」かな・・・と思いましたがダメもとでフジミさんに問い合わせたところ、速攻で代品を送ってくれました(図5)。
※フジミ模型様のご対応にこの場を借りて御礼申し上げます。
 で、次に困ったのがボディの固定です。(図6)。両面テープをペタッと貼る屋根がありませんので、適当にペットボトルと割り箸で固定冶具をあつらえました。

 図5 ボディ

図6 ボディの固定

図7 ボディ仕上げ
図8 塗り終えた各パーツ

4.完成 
 完成した32Z、なかなか優美なスタイルです。下手なエアロを付けたハードトップよりもよほど華があると思います。 実車も珍しいようですので公道で実車をぜひお目に掛かりたいものです。

図9 完成図



図10 完成図


図11 完成図

 

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