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  特集 フジミ

T34/85 in Finland

by  コルディッツ

 フジミのプラモデルは、高校生の時に1/48 ?のBf-109Gを作り、同時期にウォーゲームの赤軍指揮官として1/76のKV-1やKV-2、T-34/76、T-34/85、SU-85を増産して以降、ご無沙汰しています。 しかし積みプラの中に、真っ新のT-34/85を1箱だけ発見したので、特集に参加させて頂きます。ただ赤軍版T-34は45年前の大増産以来飽きていたので、目先を変えフィンランド軍の捕獲車輌に仕立てることにしました。


パロラにて                 2018年7月撮影


模型制作時にインスパイアされたT-34/85。パロラ戦車博物館経由のバスの終点兼折り返し停留所で、バスの窓越しに撮影。
陸軍基地のゲートガードのように見えましたが、訪問時の北欧は猛暑なのにホテルに冷房なく、睡眠不足でフラフラ。戦車博物館拝観後の疲れもあり、バスから降りて確認できませんでした。
 しかしこのT-34は、フィンランド軍が捕獲使用した時の特徴になる ① 前照灯をフェンダーに移設しカバー設置 ② フェンダーの前部をカット ③ 後部燃料タンクの取り外し をしています。転輪も2種類を使い分けているので、かなり惹かれました。

 戦車博物館(パロラ、フィンランド)     2018年7月撮影


 元のT-34の前照灯は1基ですが、2個に増やしてフェンダー上に移設し、カバーを被せています。カバーは丸みを帯びた物と「かまばこ状」の2種類があるようです。


こちらは前照灯は1基ですが、前部装甲板に移設し、丸いカバーを被せています。


前照灯カバーは半丸棒を適当に切り出し、塗装はメンモデルの
KV-2も同時製作中だったので、缶スプレーで横着しました。が、
塗装後にフェンダー前部のカットを忘れたことに気がつき、カット
した所、車体の接着が不十分のせいか、上下に割れました…
 なお履帯は焼き止めする時に焼き切ってしまい、余っていた
T-34/76の履帯を流用しています。全然別物なんですか。
 フィンランド軍の模型製作となると、ハカリスティ(逆さ卍)の
国籍マークを選んでいましたが、最近はラウンデルがお気に入りに
なっています。「老化」ですかね?



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