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>(Photo) Sd.Kfz.302/303 Goliath<特集ドイツ<2021年1月号
(Photo) Sd.Kfz.302/303 Goliath
by コルディッツ
博物館実機写真
Sd.Kfz.302遠隔操作爆薬ゴリアテの祖型は フランス人のケグレスの開発した爆薬運搬用小型装軌車でした。ドイツ軍はその発展型の誘導爆薬運搬車の開発をボルクヴァルト社に命じ、1942年に2個の電動モーターと12V電池で60kgまでの爆薬を搭載し、長さ800mのケーブルで有線誘導する無人自爆兵器として完成しました。攻撃対象は地雷原や固定陣地で、同年4月のセバストポール要塞攻撃でデビューしました。
その後動力源をガソリンエンジンに改装したSd.Kfz.303も製造され、戦線に投入されました。
※本稿はタミヤ模型の説明書を参照しました。
Sd.Kfz.302
軍事博物館(ブリュッセル)にて 2009年12月撮影
軍事技術学習博物館(コブレンツ)にて 2015年7月撮影
こちらが車体前部。
こちらが車体後部で、隙間からリモコンのケーブルが出るようです。
自動車・技術博物館(ジンスハイム)にて 2020年3月撮影
Sd.Kfz.303 ?
軍事博物館(ウィーン)にて 2016年12月撮影
天板が外された状態で展示。車内は3つの区画に分けられ、
前方手前の区画に爆薬を入れ、次の区画はガソリンエンジン
(ツェンダップS27)と空冷用ファンがあるように見えます。
最後尾の区画はよく見えませんが、燃料タンクとケーブルの
スプールがあったのではないかと思います。
Sd.Kfz.303
戦車博物館(ソミュール)にて 2016年8月撮影
ガソリンエンジンを搭載。
アーセナル戦車博物館(スウェーデン)にて
背景はヘッツァー戦車です。 2014年6月撮影
戦車博物館(ボービントン)にて 2019年9月撮影
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