ライト12馬力エンジン（1/12フルスクラッチ紙模型）

　　by TOSHI

　1903年のライト兄弟の初飛行時に搭載されたライト12馬力エンジンを厚紙とコピー用紙を主な材料に作りました。

横置き水冷4気筒という形式です。

NASAのHPに動作原理のアニメを含む詳細な資料がありましたので、それを参考にしていますが相変わらず精密感に欠ける仕上がりですね。

「統一感のある粗さ」で航空エンジンの開発史を辿っています。ライトの手作りエンジンも縦型エンジン等のバリエーションがありますので作って並べてみたいです。

燃料供給量の調整はバルブ（ニードルバルブ？）だけですので飛行中の調整は出来そうもないですね。
霧吹き式の気化器はなく、高温部に滴下してガス化する構造です。

吸排気弁はシンプルな構造ですが、効率は悪そうです。

大きなフライホイールが目を引きます。

30数年で12馬力から1700馬力まで進化しています。最終的には30作程度で1903～1945年の歴史を辿りますが、当面はWW1までの黎明期のエンジンを中心に作っていきます。
次回はアントワネット50馬力を紹介します。

　　Home>ライト12馬力エンジン（1/12フルスクラッチ紙模型）＜フルスクラッチビルド＆ソリッドモデル＜2021年3月号

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